芦屋市

停電時に活用できる家庭用蓄電池選びのポイントは?

芦屋市の補助金も解説

近年、地震や台風などの災害も多く、停電に備えて家庭用蓄電池を自宅用に検討している人も増えているのはご存知でしょうか。とくに太陽光発電と併用すれば、蓄電池は停電の備えとして大きな力を発揮します。そこで今回は、停電への備えとして蓄電池を選ぶ際のポイントをお話ししていきます。補助金制度についてもお話しするので、芦屋市にお住まいの方は最後までぜひご覧ください。

1. そもそも「家庭用蓄電池」とは?

まずは、家庭用蓄電池とはどのようなものなのか、みていきましょう。

1-1. 蓄電池とは?

蓄電池とは、電気を充電しておいて使用したい時に放電できる機器のことです。

充電しておいた電気を使えば、停電時にも電気製品を使用したり照明を付けたりできるため、停電時の対策に大きな役割を果たすのです。

1-2. 家庭用蓄電池の種類とは?

家庭用蓄電池の種類には、「ポータブル蓄電池」と「定置型蓄電池」の2種類があります。ポータブル蓄電池は、持ち運びできる小型の蓄電池です。アウトドアやレジャーなどに活用するために購入する人も多いのではないでしょうか。一方定置型蓄電池は、住宅での使用を想定した蓄電池であり、持ち運ぶことは想定していないため大型です。

1-3. 太陽光発電とセットで使うのが効率的

蓄電池というと、太陽光発電とセットで使うものというイメージが強いのではないでしょうか。確かに太陽光発電とセットで使う家庭が大部分の蓄電池ではあるものの、実は、蓄電池単体で設置できるのはご存知でしょうか。太陽光発電で得られる電力だけではなく、電線から受電する電気も蓄電池には貯められるのです。 太陽光で発電した電気エネルギーは貯めておけないものの、蓄電池をセットで使用することにより貯められるようになるので、やはり太陽光発電と蓄電池をセットで使用するのが効率的だといえるでしょう。

2. 停電時に活用できる家庭用蓄電池選びのポイントは?

ここからは、停電時に活用するための家庭用蓄電池選びのポイントについて紹介しましょう。

2-1. ポータブルか定置型か?

家庭用蓄電池には、ポータブル蓄電池と定置型蓄電池があります。停電に備えるにはどちらを選べばいいのでしょうか。

停電時に活用したいなら、蓄電容量が多い定置型蓄電池の方がいいでしょう。ポータブル蓄電池は持ち運びできるように小型なため、災害時住宅すべての電力をまかなうことはできません。

一方で定置型充電池は住宅での使用を想定していて蓄電容量が大きいため、太陽光発電システムとも連携できるのです。

2-2. 電気の使用範囲に応じて選ぶ

蓄電池には、「特定負荷型」と「全負荷型」があるのはご存知でしょうか。停電になった時に、電気の使用できる範囲がそれぞれ違うので、自宅のある環境や好みで選ぶといいでしょう。 全負荷型は住宅全体に電気を供給できるものの、本体のサイズはかなり大きくなってしまいます。特定負荷型は、停電時に電気を供給する部屋の範囲は限られてしまうものの、消費電力量は抑えられ、本体もコンパクトサイズです。

2-3. 容量・出力の大きいものを選ぶ

蓄電池の機種によって蓄電できる容量や出力量は異なります。停電時に活用するなら、家族の多い場合・建物が広い場合はとくに大容量のものを選ぶようにしましょう。

2-4. エアコンを使いたいかどうか

蓄電池には、100V対応のものだけでなく、200Vに対応したタイプもあります。停電している時でもエアコン、IHヒーターなどを使いたいなら、200V対応のものを選びましょう。真夏や真冬の停電を考えると、幼児や高齢者のいる家庭ではエアコンが使えないのは命にかかわるかもしれません。

3. 国も災害対策として支援!芦屋市の補助金制度は?

災害時に電力供給を分散化させるため、国として自家発電・自家消費支援に力を入れているのはご存知でしょうか。実際に国として2019年・2020年度に蓄電池補助金を公募しました。さらに自治体単位でも補助金制度を設けているところも多くあります。それでは芦屋市はどうでしょうか。

芦屋市では、太陽光発電システムや蓄電システムなどの新設費用一部補助する補助金交付を行っていたものの、申請期間が2023年6月1日から2024年3月29日までで終了しています。
それでも過去にも同様の補助金交付を行っているので、今後も定期的に行われることが十分考えられるでしょう。

また、ひょうご環境創造協会も、兵庫県内の既存住宅在住者に対して補助金制度を設けています。これらの補助金制度はそれぞれ、補助対象者や補助対象機器、補助対象経費や補助金額が決められています。現在申請できる補助金があるか、対象になるかどうかなどチェックしてみるといいでしょう。

4. まとめ

家庭用蓄電池は、充電しておいた電気を使いたい時に使えるものなので、停電時にあると大変心強いものです。また、太陽光発電を導入している家庭なら、余剰電力を無駄なく蓄電しておけるので、便利です。家庭用蓄電池といっても種類やサイズ、容量・出力など、すべて同じではありません。停電時の生活について想定し、どの程度電気を使いたいかなどをよく考えて決めましょう。蓄電池の販売店に相談すれば、使用目的に合った家庭用蓄電池を提案してもらえるでしょう。
兵庫県養父市にある「株式会社フリーライフ」では、家庭用蓄電池の販売・設置を行っております。家庭用蓄電池について、お客さまのご希望を伺って、最適なものをご提案いたします。さらに実際にご自宅に伺って、設置場所と商品のサイズが合うかも確認いたしますので、ご安心ください。迅速・丁寧な対応を心掛けておりますので、停電時の備えのために蓄電池の購入をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。